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と彩花チャン.New Membersのプロフィール![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ワンワン物語朋 子「クウン」と言って反対を向いてしまった。 また一月ほど経つと大変わんぱくになり、なんでも噛みたがった。毛がまた長くなり、前は 「地方のラブラドールかな。」という感じだったのが 「これはラブラドール?」という感じになった。愛嬌があって人間好きなのでかわいいが、さすがに疑わしくなって新潟の叔母さんを問い詰めたところ 「だってラブラドールに似てなかった?」と思い込みの強さを発揮して、すっかりだまされていたようだった。 名前は何がいいかなとアンケートを取っていたが、あまりぴったりとした名前をあげる人はなく「花子」とか「チビ」とか「社長さん、肩をお揉みオましょうか」とか勝手に呼んでいた。いろいろな候補があったが結局ドナという名前になった。 しばらくはドナの噛み噛み攻撃に耐えなければならなかった。 「ラブラドールなんだから大きくなるよ。今のうちにちゃんと噛まないしつけをしないと。」ということだったが、子犬で分別がなく、怒られているとは思っていないみたいだった。特にたまにしか会わない私は「ボールで遊ぶ人」と思っているらしく私を見つけるとまずボールをさがしてきて 「遊んであげるよ」という感じでかまってくれた。 毛が長くなり始めたころ、それはラブラドールでないと判明したころだが、私は密かに 「村山富一に似てる。」と思っていた。ドナはメスなのだが毛が長いのでどうしてもオヤジっぽくなった。特に眉毛が長いので、愛嬌があって人間好きでまだ子犬なのにどうしても見るたびに「富一」と思ってしまう。圭ちゃんも気にしているらしくピンクと紫のチェックの首輪をつけてあげたり女の子らしくしてあげていた。でもやっぱり富一だった。 |
田無の庭![]() ![]() ![]() ![]() その下も前の同僚のY氏からやはり退職を期して送っていただいたカトレアです。異国の情緒たっぷりの妖艶な雰囲気を伝えてくれ、大輪で迫力があります。コチョウランもカトレアも洋蘭の一種なのにまるで雰囲気が違うのは面白いところです。 ![]() 右の ![]() ![]() ![]() ●左の下からのつづき● ある日、散髪に行くというのでブラッシングをしてあげた。しばらくたってからドナをみかけるともう富一ではなく若い女の子らしくなチていた。犬でも大事なのは眉毛と髪型だった。 ドナの特徴はまず吠えないことである。最初は突然、洋服やソデが引っ張られるので大変に驚いた。吠えずに走りよってくるので全然気づかなかった。最近は慣れたし爪の音がするので分かるようになった。 私が立てかけた傘をドナが鼻で倒したときびっくりして吠えたのを聞いて 「ドナも吠えるんだ。」と思った。 またある夏の日、門から入っていくと、「わん! わん! わん!」と言いながらドナが走ってきた。そして「私だよ。ドナ。」というと、はずかしそうにしっぽを振っていつものドナになった。その日、私はドナの前でははじめて履くサンダルをはいていた。どうやら足音で人を区別しているらしい。 また、人間好きなのでできるだけ人間のそばにいたいらしかった。我が家の隣に圭ちゃん一家が住んでいて、その隣に母方のおじいちゃんのマンションがある。そのおじいちゃん家が5階にあるのだが、料理作成は5時からで食事は6時からである。作成時に 「ドナ、5階に行くけどいく?」と聞いてもベランダから動こうとしない。次の段階で、食事に行く人がエレベータに乗ろうとするとドナはちゃんとツいてくる。そして皆が夕飯を食べているときは、ドナも玄関でゴロンとしている。そして、ちょっとつまらなそうにあごを玄関の上に乗っけて、上目遣いでこちらをみている。帰りたくなるとエレベータ前でおすわりしている。 そして最初に食事が終わって家に帰る人といっしょにエレベータに乗って帰っていた。 ところが、ある日階段で帰る人と一緒に階段で降りたのをきっかけに、 「あれ? 階段でも同じ場所にいけるんだ」ということを学んだらしい。たいくつになると5階から階段を降りて勝手に家に帰るようになった。ドナもいろいろ考えているのだ。 犬を飼ったことはなかったので発見が多い。想像していたよりもずっと賢いし、いろいろな感情もあるようだ。これからもまだまだ発見がありそうである。 ![]() |